京都市左京区、滋賀比良での図画教室の様子を紹介します


by yah-chaika
カレンダー
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28

手をはなしてみても・・小学生クラス

日曜日。この日はおもしろい日でした。

母の日の贈り物を作ろう、と羊毛の工作をした後、
山に行きたい子と、部屋で前回の制作の続きをしたい子とで意見が6対1に分かれてしまいました。

なかなかまとまらず「時間ももったいないし、じゃんけんしよう。」という声も出たのですが、結局30分制作した後、山に行くことになりました。

30分後。
案の定、制作がのってきて楽しそうにやっている子どもたち。
その手を止めるわけにもいかず、迷いましたが、結局「工作終わってもし山に来るんやったら3人揃ってきてや。呼んだら聞こえるとこにいるから。」と言い残して、私は待っていた3人と一緒に山に行きました。

山の中に入っていく子たちには「(一年生の)○○ちゃんのこと見たげてな。」といって私は山の入り口に座っていました。

山の中に入っていったこどもたち。声だけ聞こえていました。
カニか何か探している様子・・。

同じくらい離れた教室で制作しているこどもたち。こちらも姿は見えません。

気配だけ感じとりながら座っていました。

教室としては変わった形ではありましたが、どちらも信頼しているからとれた形でした。


しばらくすると、山からも教室からも子どもたちがやってきました。

そろそろいい時間だったのでみんなで帰りました。
最後に下を向いて歩いてきた子が「いろんな虫いるわ。」と言っていました。
f0211514_22544175.jpg


戻るとかっこいい作品ができあがっていました。(後片付けもすませて!)
f0211514_22551853.jpg

f0211514_22552830.jpg

f0211514_22553868.jpg


以前していた小学校での仕事の中で、こどもを怒る時、私は相手の腕をにぎってしまう癖がありました。そうしないと話をする前にこどもがどこかへいってしまうと感じていたからです。
(そんなことをしても、腕を振り払うことばかりに気がいってしまい全く逆効果なのですが・・。)
反対に、腕を掴まなくても、向き合って話をしている先生がいました。
今では、信頼関係があるからこそそうできたんだろうと思います。

場所をかえてここで、少しづつ築かれていくこどもたちとの関係。

関係は互いに作っていくものですが、こちらから信頼し、ゆるやかな絆のようなものができてきたとき、いいものが引き出されるように感じます。
そしてこどもの主体性が育ってきていると、そんな無茶は起こらずに、それぞれが充実した気持ち良い場になるなあと感じた一日でした。
by yah-chaika | 2013-05-15 22:26 | 上高野教室の様子 | Comments(0)