
ジョセフ・コーネルという、
ある世界が静かに入っているような作品を、
しかもその箱の作品をすごくたくさん作った人がいました。
今、その「箱の中に世界をつくる」というのをヒントに
こどもたちと取り組みをしています。


最初に作品の鑑賞会をしました。
あまり見慣れたものではなさそうな作品を見て、こどもたちは興味をもつかな、と不安に思っていたのですが、
見方は本当にいろいろでした。
なんなんだかよくわからなさすぎて困惑している子、空想とあわさってみている子、なんだかおもしろそうだったり、美しさに魅かれている子、見方がすごく自由でいろいろな感想がでてきました。 そして、いいなと思ったのは、最初はよくわからん、と言っていた子が、他の人の感想を聞くうちに その子の言葉が出るようになっていったことです。
案外人気だったのがこの箱。



この箱の中の世界は 自分としっかりつながっていること。
しっくりくる、とか、すごく好きなもの、とか、好きな感じ、とか。
まだ途中なのですが、この小さなスペースをを自分の好きな空間にするというのはとても嬉しかったり楽しかったりする作業なようで、どんなのができてくるのかとても楽しみです。