
とろとろの絵の具をつかって、たたんでひらいて、デカルコマニー。
半分にたたむことを意識して計画的に描く子や、とにかく絵の具をたらすのを楽しむ子。
楽しそうに何枚も何枚もしていました。





来週はできた紙をつかって工作をする予定です。
後半は、先週、「テントつくりたいねん」と一人の子がみんなをまきこんで、大きな紙に絵を描き始めていました。
今日はそのテントをつるすと、キャンプごっこが始まりました。

焚火をつくって魚を焼いて、電気を消して、夜がふけ始めると、、、
「ちょっと先生でといて!」ということで私は外で耳をすませていました。
ごそごそごそごそごそごそごそごそくすくすどやどや
どこぞやの山奥でキャンプがくりひろげられていました。

今年のお月見は9月半ば。毎年恒例のお月見だんご作りをしました。
ころころだんごをこねて、竹串にさして、みたらしだんごにしたり、きなこをつけたり。
毎年するので、子どもたちは慣れっこです。
それと合わせて、今年は満月の飾りを作りました。厚紙に石膏を塗って、そこにめいめい絵を描いていきました。


土曜日の午前のクラスでは途中、石膏を型に流し込んだり他のところへ寄り道。
結局その日、予定していた「満月」へはたどりつかず、次週へ持ち越し。
一週間たつと、お月見気分も飛んでいき どうするかなあ、放ったらかしも嫌だなあと思っていたら、こんな作品ができました。



受け身な状態からはなれてふと動き始める時。
自分でも想像していなかったけど、どんどん楽しくなっていく時。
先日、茂木健一郎さんの講演会で、フロー(flow)状態という言葉を知りました。
自分の手元にのめりこんで夢中になっている状態。
どうだかわかりませんが、
この日、すごく楽しそうに作っているこどもたちには今そんなところにいるのかな、と思わせるものがあって、そのとき出てくる雰囲気はどこかへとんでいってしまうような楽しいものでした。

前作に引き続き、岩田健太郎さんとの絵本ができました。
今回は、エイズという病気をもつ人々を診察してこられた岩田氏が、この病気を抱えながら暮らす一人の男性の日常を綴ったお話です。これはおそらく大人向け、、です。
お手にとっていただけたら幸いです。
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